池島(長崎世界遺産巡礼の旅①)

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お久しぶりです。寝昼です。

 

さて、先月行った広島はまだ書けていないのに、いきなり今月のはじめに訪問した長崎旅行について書いて行こうと思います。

 

タイトルにもあるように、今回は何回かに分けて書いていこうと思っています。

 

今回、「長崎世界遺産巡礼の旅」と題して、3泊4日、長崎(そして佐賀、熊本、福岡)を回ってきました。途中で問題が発生し、長崎から逸脱してしまいましたがw

 

その中で、世界遺産巡礼とあるように、世界遺産を意識して訪問しました。長崎には、「明治日本産業革命遺産」と「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」がありますからね。世界遺産検定2級所持者として行くべきかと、とかとか思いながら。

 

池島

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ですが、今回描かせていただくのは「池島」です。

はい、池島。

 

世界遺産ではありません、初っ端から。すみません。でも、語らせてください。

 

長崎には、炭鉱島多いです。その中でも、つい最近、2001年まで稼働していたという驚きの事実がそこにはありました。

 

いやー、炭鉱ってそんなに昔の話でもないんですね。驚きです。

 

この池島には「池島炭鉱坑内体験ツアー」というものが存在し、長崎さるくさん等で申し込みが可能です。他にも、軍艦島とセットのツアーもあるようなので、気になる方はぜひググって見てください。

https://www.saruku.info/tour/gaku_01_1/

 

このツアー、なんとあの「ブラタモリ」でも紹介されたのだとか。他にも、メディアの露出が激しく、注目が集まっています。

 

では、次に池島の概要から見て行きましょう。

 

池島概要

人口:150人前後(最盛期 約7700人)

アクセス:神浦港、瀬戸港、佐世保港からフェリー

 

1959年開山。2001年に閉山。

島全体の8、9割は廃墟と言われており、廃墟マニアの襲来が激しい様子。

現在は、「九州最後の炭鉱」として観光業の活性化を行なっている。

 

宿泊施設はないが、池島中央会館での宿泊は可能。3000円強か。興味がある方は、調べて見てはいかがか。

 

池島炭鉱坑内体験ツアー

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1日2回、週8回ほど開催しています。特定の日程では、島内観光オプションサービスもあります。料金は2680円。

 

ツアーでは、元鉱山員の方がツアーガイドとして解説してくれます。正直、軍艦島のツアーよりリアリティがあったという感想を覚えました。

 

参加者は、圧倒的に男性が多かったという印象を抱きました。20人ほどの参加者の中で、女性は3人。年齢層も30代が平均だったかなという印象を受けました。

 

実際に使用していた機械や通信機を、直に触ることができ、動かすことも。

足尾でもトロッコに乗ることはできたので、そこの感動は薄かったですが。

 

長崎に立ち寄った際は是非、訪れてみてはいかがでしょうか?

 

どう観光すればいい池島

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まず、坑内体験ツアーでしょう。それから、オプションで巡るか、もしくは自転車を借りるなんて方法もあります。

実際にレンタルしている人は見なかったですが、参考までに写真を貼っておきます。

他にも、自動車をフェリーで乗せて持ってくるという方法もありますが、少し微妙かもです。

観光としての池島

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正直、足がないとかなり不便です。佐世保港からも船は確かに出ています。しかし、長い。

今回の旅で感じたことは、レンタカーの重要さです。

長崎旅行では、街を出れば車は必須。他の旅でもそうですが、ここでは特にそう感じました。コスパとしては、あまあまりいいとは言えないですが。行って損はない、そう言い切ることができます。

 

さて次回は、キリシタン遺産の話について書いて行こうと思います。

ではでは。

 

 

 

日本ダークツーリズム発祥地ーー足尾銅山

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どうもご無沙汰しています。寝昼です。

やっと記事書く時間できたので、書きますね。

明日から、広島へ行くので・・・・・・w

 

 

 

足尾銅山

足尾銅山といえば、田中正造ですね。小学校か中学校で学びます(今はどうか知らないけれど)。

 

このスポットで有名な事件ーー足尾銅山鉱毒事件ですね。

 

明治初期から栃木と群馬の渡良瀬川周辺で起きた、日本ではじめての公害事件。明治24年(1891年)に田中正造が問題提起したことで注目?されました。

ここから、日本におけるダークツーリズム聖地、発祥地と言われています。ですが、大きな問題があるんですよねーー栃木と群馬に拠点散乱問題

連携していないんです。栃木は栃木、群馬は群馬で完結してしまっている。世界遺産登録の動きに関しては、協同しているようですが。

 

とはいえ1日ではそんなに巡れない。そこで今回は、栃木中心に巡ってきました。

 

足尾銅山観光

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ロッコに乗れますーーここ重要です。

 

ロッコで入坑。そこから坑内見学です。少し肌寒い坑内を震えながら歩いていくと、まずはじめに目にするのが人形たち。

時代ごとに分けられた展示で、どのように足尾銅山が発展、そして衰退の様子を”見る”ことができます。

 

出口明は著書『ダークツーリズム  悲しみの記憶を巡る旅』で、この施設を評価しています。

 

”実際の坑道の一部を観光客に開放し、銅山の歴史を歩きながら学べるようになっている施設である。入り口はどこかのどかな感じがするし、構内に入って行くトロッコは、娯楽性に満ちている”

(井出明『ダークツーリズム  悲しみの記憶を巡る旅』幻冬舎 2018年)

 

ダークツーリズム は、あくまでもツーリズムーー観光です。

そのため、娯楽性は必然です。北海道網走監獄がこの手では有名です。

遊びながら学ぶことができる。そんな足尾銅山観光、どうでしょうか?

 

最後に、栃木における足尾銅山の中心スポットです。入場料等まとめておきますね。

  • 入場料 820円(小・中学生 410円)
  • 営業時間 9:00-16:30
  • 住所 〒321-1514 栃木県日光市足尾町通洞9-2
  • 電話番号 0288-93-3240

 

www.nikko-kankou.org

 

わたらせ渓谷鉄道

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栃木県、群馬県において特定地方交通線の足尾線を引き継いだ路線です。トロッコで有名ですね。土日と一部の平日しか運行していないので、トロッコ乗車希望の方はHPで確認して下さい。

 

にしても、景色が綺麗です。写真の撮り甲斐ありました。ちょうど、台風が過ぎ去った後でもあり、綺麗な青空が。平日ということもあり、観光客はまばら(ほぼいない)。

とにかく、トロッコは運行していないにしろ電車に乗ってみようと、間藤駅〜通洞駅で利用しました。

 

なんと、乗客は私ひとり。

 

大自然の車窓を楽しむことができました。

 

www.watetsu.com

 

足尾銅山略図

 

良さそうな画像がなかったので、貼ることはできませんが・・・ぜひ、「足尾銅山略図」を手に入れて下さい。

NPO法人足尾歴史館

で手に入ります。

足尾銅山の観光を難しくしている理由だと感じたのですが、公式の地図がない。いや、あるにはあるんです。ただ、ネットだけだとなかなか出てこない。現地へ赴かないと、この地図も手に入れることはできません。

 

最後に

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少し愚痴になってしまうのですが、本当にこの観光地は情報が少ないです。

事前にかなり調べて行ったはずなのですが、現地へ赴いてはじめて知る情報があまりにも多かった。そんな感想を抱きました。足尾銅山世界遺産登録の動きや、ガイド。飲食店の情報までもが、ネットでは信頼できるものはありませんでした。

どうしても、日光東照宮に目がいってしまう栃木県。同じ日光市でも天と地ほど地名度とともに差があると感じました。

現地へ赴き、旅人として実感するのがダークツーリストの醍醐味と言われてはいますが、これでは行こうというきっかけすら生まれない。

そんな感想を抱かざるを得ない状況でした。

空き家だらけですしね・・・。

 

とはいえ、社会が学んで行くべき歴史、足尾銅山です。このような形で廃れてしまっていいのか。

新たらしい観光は難しい。そう思いながら、今日も旅に出ます。

 

 

 

 

赤線の名残ーー中村遊郭へ行ってきました

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土曜日、中村遊郭へ行ってきました。

きっかけは、20日毎日新聞朝刊の記事。

URL貼っておくので、読んでみてください。他の新聞(地元紙である中日新聞ですら)は記事になっていませんでした。

mainichi.jp

 

近くて遠い存在だったこの中村遊郭跡。今回、取り壊されるのは「旧稲本楼」。べんがら亭として、2009年からはデイサービスの施設として使用されていたそうです。

 

今回は、この旧稲本楼を軸に、中村遊郭について語っていこうと思います。

 

中村遊郭とは

いわゆる、風俗街ですね。はい。

 

昭和初期、売春防止法施行までは、日本最大規模の遊郭街だったとか。大正に、大須観音から移築されたようです。

立地はこのようになっています。

 

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ピアゴ中村店を中心に、長方形と綺麗な形で囲まれた中村遊郭。この範囲内に、何軒か跡を見ることができました。

完全に廃屋となっているものがありました。中村遊郭について書かれているブログなどを参考にしても、何の跡か分かりません。

 

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青すぎる空との対比がすごい・・・・・・。

そのほかにも、何軒かの廃屋を見ることができました。

 

旧稲本楼

現在では、都市景観重要建築物の指定を受けていたのだとか。

 

都市景観重要建築物とはなんぞやと思い、調べてみました。

 

名古屋市のHPから引用すると、

都市景観条例に基づき、都市景観の形成上重要な価値があると認める建築物、工作物その他の物件又は樹木若しくは樹林を都市景観重要建築物、都市景観重要工作物又は都市景観保存樹若しくは都市景観保存樹林(「都市景観重要建築物等」として総称する。)として指定しています”

と書かれています。

(参考:http://www.city.nagoya.jp/kankou/category/358-1-0-0-0-0-0-0-0-0.html

 

指定されている建築物として、納屋橋名古屋市公会堂名古屋大学豊田講堂などがあります。名古屋市内で有名な建築物が登録されている、と捉えておきますね。

 

なのに、取り壊してしまう(しまった)らしいです。

正直、もったいないと思うのですが。

ソープの店もまだ何店舗かあり、共存している状態が面白いと感じたのですが。

 

日本の遊郭跡事情

気になったんで少し調べてみました。そういえば、あまり聞かないなと。好奇心です、はい。

 

遊郭といえば、やはり吉原でしょう。

 

さくっと調べた結果、旧稲本楼のような建築物は残っていないようです。

つまり、今回の取り壊しによって、”遊郭”という文化が失われてしまうとも、捉えることはできますね。

 

まあ、そうだろなと。

日本人は、忌み嫌うものを残すことは嫌いですからね〜。原爆ドームが残ったのが奇跡というくらい。

どこの国の人も同じか、結構。

 

はい、雑談はここまでにして。

 

今回は、中村遊郭の旧稲本郎について書かせていただきました。

まだまだ稚拙ではありますが、写真・文章・レイアウト等、精進していきます。

ではでは。

 

はじめまして

はじめまして、nehiru0号です。

 

最近就活を終えた、卒論に攻撃されている大学生ということだけ書いておきます。

 

このnehiru0号ブログは何のために開設したか。

まずは、ここから書いていこうと思います。

 

「廃墟」ブログ

はい、「廃墟」ブログを目指しています。

 

そのほかにも、旅行のことなんかも載せられたらと思っています。

結構、海外とか、ひとり旅している方なので、「廃墟」以外も書くと思いますが、悪しからず。

 

行ったことのある廃墟は、マヤカン、屋島の廃墟郡、小豆島の廃墟郡、福井のワンダーランド、石川の旅館廃墟ですかね。

廃墟好きで、卒論も廃墟なのですが、少ない。

 

とりあえず、直近の目標で、軍艦島は行きます。

できれば化女沼レジャーランドとか行ってみたいんですが、お金が・・・。

 

とまあ、廃墟が好きなんです。

廃墟マニアさんたち、お友達になってください。

 

一眼を買いたい

そう、一眼レフを購入しようと考えています。

 

今のところ、NiconのD5600がいいんじゃないかなあと、考えています。

これですね、URL貼っておきます。

https://www.amazon.co.jp/dp/B01N0BC5TR/?coliid=I2RN2YTLUTBXH9&colid=3P6MPXMR865G2&psc=0&ref_=lv_ov_lig_dp_it

 

一応、SONYのデジカメは持ってます。

人撮るのはいいんですけどね。

 

一眼に詳しい人。ぜひ、教えていただきたいです。

 

さいごに

こんな感じで、のんびりと書いていこうと思います。

ブログ初心者なので、スキルが乏しいですが、よろしくお願いします。

 

ではでは、またまた。